四毒抜きはハードルが高かったので、まずパン派をやめてみた話

毎週末、整体に行くことが習慣になっていた。

行かないと、どうにもしんどかった。頭痛は慢性的で、鎮痛剤も手放せなかった。頭痛が来てから飲むのではなく、痛くなる予感がしたら飲むようになっていた。薬にどんどん侵されている気がして、怖かった。

副鼻腔炎は季節関係なく毎月のようになっていた。冷えもひどくて、霜焼けも毎年のことだった。

同じ食べ物、同じ環境で育った家族は、そんなに悩んでいる様子がない。なんで自分だけ、とずっと思っていた。


頭痛の原因がわかったのは、職場の先輩のひと言がきっかけだった。

「顎がだるい」と話したら、「もしかして顎関節症じゃない?」と言われた。歯科で相談してみたら、当たっていた。合わない職場の中で、知らず知らず噛み締めていたらしい。それが頭痛につながっていた。

でも、それだけじゃなかった。副鼻腔炎も冷えも、原因がわからないまま続いていた。結婚や妊娠のことを意識し始めた頃で、このままでは困る、と思っていた。


スマホで不調について調べていたら、「小麦は日本人の体に合わない」「小麦は胃に穴をあける」という情報に行き着いた。

正直、意味がわからなかった。日本にこれだけパン・パスタ・うどん・クッキー・ケーキが出回っているのに。みんな食べているのに、なぜ。

でも当時の朝ごはんは食パンにジャムとバター、ランチはパスタのこともあった。疲れた時には甘いものも欲しくなる。小麦だらけの毎日だった。

この不調が少しでも楽になるなら、と半信半疑のまま、なるべくごはんを食べるようにしてみた。


「四毒抜き」という言葉を知った。小麦・砂糖・乳製品・添加物を断つ、というものだ。

でも、いきなり全部やめるのはハードルが高かった。まずできるところから、と決めた。

クッキーをお煎餅に変えた。甘いヨーグルトを無糖にして、きな粉を混ぜた。ごはんのお供には砂糖や乳製品を使っているものが少ないから、自然と切り替えやすかった。

パンは完全にやめていない。疲れた時には食べたくなるし、食べる。そういう時は、体が休みたがっているサインだと思うようにしている。子どもがパンを食べたいと言った時のために、シンプルな原材料のものをストックしている。

小麦粉を使うところは米粉に変えたり、お米の麺を試したり。少しずつ、できる範囲で続けてきた。


続けていたら、少しずつ変わってきた。

頭痛の頻度が減った。整体に毎週通わないと辛かったのが、そこまでしなくてもよくなってきた。副鼻腔炎は季節関係なく毎月なっていたのが、今は年に数回程度になった。霜焼けもいつの間にかならなくなった。平熱は35.9℃くらいだったのが、36.2℃くらいまで上がった。

冷えはまだ手強い。冬は足先や指先が冷たい。もう少し平熱を上げたいと思っている。

全部が解決したわけじゃない。でも、あの頃と今は違う。


四毒を全部断つ、はまだできていない。

でも「なるべく」で続けてきたら、少しずつ変わってきた。完璧にやらなくても、できる範囲で積み重ねれば、体は応えてくれるのかもしれない。

冷えはまだ途中だ。


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